富士通 ARROWS Tab QH55/Mを買ったので、レビューというかあれこれ

Windows8.1タブレットが欲しいなぁと3ヶ月くらい思っていて、今週になってARROWS Tabのレビューが記事稿なのか、ばーっと出ていて、いいなぁ、コレと思って買ってしまいました。ちょうど誕生日だったし。

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Bluetoothキーボード(ちなみにソーラー充電するやつ)と使っているところ。とりあえず、ACアダプタ繋ぐのがめんどくさいので早くドッキングステーション欲しい。

自分的にQH55/Mに惹かれたポイント

  1. 解像度が高い。自分はどうも解像度厨なので、IGZOで2560x1600なのが意味なく嬉しい。
  2. デジタイザ搭載で、ペンで入力できる。解像度高いとどうしても細かくなるのでペン入力がよさげかなぁと。あとenchantMOON的手書き入力もちょっとだけやってみたかった。
  3. 防水/防塵っていうところ。用途的に休日などにMacBookPro 15”を持ち歩くのはさすがに...みたいなときに持っていきたいので、屋外で使う可能性もあるかなぁというのと、現時点ではたぶんタブレットとしては唯一無二というところも惹かれた。
  4. フルサイズのUSB3.0のポートがついてる。意外に重要で、キーボードやらを有線で変換なしにつなげるのは結構重要かなと。

という感じで、解像度、デジタイザ、防水防塵あたりが主要因。あと、8インチは小さいかなぁというところで、10インチでUSBのフルサイズのポートがついてることろが追い打ち。Core i3とか載ってるUltrabookやら2in1のノートPCも迷ったんだけど、防水防塵ってところと性能的にBay-Trail世代は結構いけてるってことだったので、電池の保ちを優先してAtomなタブレットを選んでみました。

というわけで、そのへんで出たレビューを見ながら、朝から迷っていて、夕方にソフマップにふらっと行ってみたら、ポイント込みだけど9.2万円で5000円のWindowsストアのクーポンもくれたので、まあこんなもんかなぁという気がして買っちゃいました。

以下レビューというか、気になったポイントなどをメモ。実際には割とWindowsが久々で、Windowsの設定で戸惑ったみたいなメモも多かったりするかも。

Atomの性能というか、思ったよりはモッサリ(特に日本語入力)。解像度のせい?

結構レビューではストレスない性能みたいな評価が多いんですが、キーボード経由での日本語入力が結構もっさりしているのが気になります。とりあえず、CPUを高パフォーマンスにして、チャットワークとか使ってみると顕著なのですが、最初の入力時点で0.3秒くらい入力から表示まで時間がかかる感じで、それ以降も入力から表示まで目視で分かる程度には遅延して表示されます。同時に漢字変換も候補表示されるケースではやっぱり一呼吸表示まで時間かかります。

利用環境としては、USBに直接ThinkVantageのトラックポイント付きのUSBキーボードを接続していて、日本語入力はATOK 2013(Passport版)を使っています。ちなみに解像度というか、スケール的には125%に設定していてかなり解像度としては大きめに確保しています。

で、ATOKが重いんかなぁとおもって、MS-IMEに戻したりしてみたんですが、あまり挙動変わらず、どうもARROWS Tabとしてはこんなもんというところでしょうか、と思ってたんですが、同じBay-TrailなAtom載せた8インチタブレットを使っているのを見せてもらったのですが、ぜんぜんモッサリしていなくてすごく軽快に動いているところを見せてもらいました。割と深刻にショックを受けてるんですが、もしかして、解像度が高くてなんか処理遅れてる?というあたりをちょっと疑っています。まあ、なんか改善の策を見つけたいところ。Windows8.1はUSB経由のキーボードがダメダメらしいなんて話もあるようなので、そのうち改善されるといいなぁ。

あと、Windows8.1だからなのかどうかわからないですが、トラックポイントでのスクロール動作を変えたくて、配布されているそれっぽいドライバを入れてみたんですが(ThinkPad USB Keyboard with TrackPointってやつ)、なんとコントロールパネルのマウスの設定が開けなくなるという悲しい事態。Windows7用ならいけるかなーみたいな感じで適当にドライバ入れるのは結構微妙?なんでしょうか。

それ以外のところでは、まあ、さすがにそれなりの性能だなとはおもいつつ、IE11とかで適当に使っている分には割と良好で、そういう意味ではいままでのAtomの性能とは一線を画しているというのはたしかにそうだな、と。とはいえ、アプリによっては結構起動がもたつくんですが、タッチ操作で、SSDのアクセスランプもないと起動中なのか、タッチに失敗したのかわからんのが悲しいところ。デスクトップモードで使ってる分には仕方ないのかもしれないですが。

とはいえ、解像度高いのは正義

といいつつも、やっぱ解像度が高いのはいい感じです。めっちゃ細かくなるけど、125%くらいのスケールにすると、読めなくはないくらいのサイズになって、ブラウザとかターミナル系だけすこし大きめのフォントに設定すると、ウインドウとしてはかなり大きくエリアを取れて幸せ。液晶としての発色もかなり良い方だと思う、ただの印象だけど。

とりあえず、ブラウザとSSH経由のコンソール画面とにらめっこする分には10インチとは思えない広さの解像度を使えるのはやっぱりかなり魅力的です。ちなみに、こういう風に使うときは、各種ボタンとかがすげー小さくなるので、でデジタイザペンでの入力だとかなり精度が高いタッチができるのでそれを併用してる感じ、割と使いやすいと思います。スケールを何%にして使うか結構悩み所。

ただ、何故かわからんですが、かなり映り込みが激しくて、会社で使うときは角度にかなり気を使う感じ。蛍光灯の真下とかではちょっと使えないなぁというところが苦しい。

ChromeのHiDPIサポートはWindowsではかなり微妙?

ただ、私はブラウザはChrome統一されていて各種同期とか、エクステンションを結構活用しているので、Windowsでも是非Chromeを使いたいところ、と思ったのですが、ARROWS Tabは上述の通り、2560x1600という解像度なので、素のままの72dpiで使うのはさすがにあり得なくて、ある程度スケールして拡大表示をして使うのが一般的だと思います(というか、デフォルトでは200%ですね。)

で、問題はこのスケールされたHiDPIなモードだと、Chromeが対応していなくて、ものすごいギザギザないかにもビットマップをそのまま拡大しましたみたいな表示になります。これはまあ仕方ないといえば仕方ないんだけど、OS XでRetinaの場合、割とちゃんと対応されて綺麗な表示になれてしまっているのでこれはツライなぁとおもっていました。で、ざっとググったところ、chrome://flags からHiDPI サポートを有効にできるらしいということで、さっそく有効にしてみました。

が、このHiDPIモードはさすがにデフォルト無効なだけあって、動作がかなり微妙っぽい。とりあえず、2013/12/11時点でのbetaとdevのやつだと、起動時のChromeのログイン画面がズレまくって表示されて先に進めなくなりました。一旦、スケールオフにしてログインして回避できましたが、下記みたいな表示崩れ系の微妙な問題がいくつか。

  1. 設定画面でボタンがいきなりナナメになって拡大されて崩れて、ボタンが押せなくなる。
  2. はてブのエクステンションが枠だけ表示されて中身がどっかいっちゃってる。(Enterでブックマークはできるので、表示が消えてるだけっぽい)
  3. タブの閉じるボタンとか、新規タブのボタンが崩れてて押しにくい。

とかあって、まあちょっと実用には厳しいかなぁというレベル。とりあえず、HiDPIモードはオフのままで行こうかと思います。Firefox26は結構いい感じで表示されるし、IEも11なら動作が遅いとかもないので、Chromeが結構残念な感じなんですかねぇ。

MicroUSBでの充電は使えなくはないが、なぜか500mAしか流れなくて10時間で止まる

まあ、充電用ドックか、ACアダプタで充電しろよってことなんでしょうが、初日からACアダプタを会社に忘れた身としては、1日MicroUSBでの充電以外使えなかった実感として、やっぱ補助的な充電機能でさすがにもう少しがっつり充電できる仕様が2.1A給電も一般的になってきた昨今、対応してくれているとすごい嬉しいなぁと思うところ。

動作概要的には、とりあえず、液晶を表示している状態で、輝度をできるだけ下げて、CPUを低パフォーマンスにしていても、MicroUSBの充電だとじわじわと電池が減っていきます。感触としては充電している状態だと、20時間くらいつかうと電池なくなりそうな感触。まあ、こんなもんかなぁと思ってそれはそれでいいんですけど、一番めんどくさいのが、MicroUSBからの充電だと10時間で充電が止まること。これ、30%くらいのこりで充電しながら寝るとかができないんですよね。これが結構面倒くさい。安全のため、みたいな感じのを見た気もしますが、なんとかならんかったんかなー。

あと、現時点だけの話かもしれないけれど、充電専用ドックとか、拡張ドックが全然手に入らない。3週間程度らしいので、とりあえず拡張用のドックをヨドバシに注文しておいた。量販店で在庫もってるところはほぼなさそう?

あと、MicroUSB側にEthernetのアダプタとか、HDMIのアダプタとかもつながるようなんだけど、これ純正品じゃないといけないのかどうかが分からなくて迷ってます。たぶん、USB-LANのアダプタはきっと三月兎とかにうってるホストケーブル兼アダプタみたいなので動く予感がしてるんだけど、HDMIケーブルがよくわからんのですよね。実はUSBビデオ→HDMIの変換をケーブル内でチップ載せて変換してるのか、実は純正ケーブルだと直接HDMIが出てるのか、だれかケーブル分解してみてくれないだろうか。とりあえず、HDMIケーブルだけは涙を飲んで純正品を頼んでみようかと思っています。

フルサイズのUSB3.0ポートがかなり便利

タブレットっていうことで、本格的にというか、腰を据えて使うときにはキーボードとマウスが欲しくなるんですが、Bluetoothキーボードもそのうち調達したいなぁと思いつつも、キーボードとマウス別々につけるのは面倒くさいけど、キーボードに付属の小さいタッチパッドというのも微妙だなと思ったりしていて、あと、重要なポイントとして、キーボードもまた別にバッテリを持つと充電とかめんどくさいなぁとおもっていたんですが、フルサイズのUSBポートがあればとりあえず上記のThinkPad USBキーボード with トラックポイントが使えるのでバッテリ問題もないし、マウスとキーボードが一体になってるのとほぼ同等ってことでこれを直結して使っていますが、これが結構便利。フルサイズのコネクタついてるの重要だなぁと。

ただ、防水防塵なのでしょうがないんですが、パッキン付きのコネクタカバーが外すのが爪が短いとなかなかツライ。まー、ここは慣れなんでしょうか。

デジタイザで手書きできるのが意外に楽しい

特に絵心はないんだけど、OneNoteで手書きメモとか書いてみた感じ、かなり楽しい。いや、それだけなんですけど。打ち合わせメモとか華麗にコレつかってとってみたい。とりあえず、OneNote以外のツールも買ったときに5000円クーポンもらったし是非発掘したいところ。Windowsのストアって何買うのがいいのか全く分からんのでその辺も慣れたいところ。

キーボードを101に変更する、CapsLockをCtrlに入れ替える

とりあえず、キーボードをつないでみた感じ、日本語OSだからなのか、106として認識されてしまったので、ドライバをレジストリをいじって切替。実際の操作自体は、このへん を参照。

CapsLockをCtrlに変えようとおもっていろいろ探してみたんだけど、Microsoftの純正というか、サンプルドライバを試したところ、どうも署名がないらしく、Ctrl2cap をいれてみたところ、キーボードドライバがエラーを吐いてしまってキー入力自体ができなくなって泣いた。タッチキーボードでがんばってctrl2cap /uninstallと実行して復帰した。テストモードに変えて、署名無視するとかも試そうとしたけど、SecureBootとかあってめんどくさくてやめた。あまり良い方法でない気もするし。結局はレジストリをいじる方法がよさそう。詳しくは`このへん <http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windows/hardware/gg463447.aspx>`_ を参照。

要は、Scancode Mapっていうのを作ってデータを入れればよいっぽい。単純にCapsLockを左Ctrlに入れ替えるだけなら、

00 00 00 00
00 00 00 00
02 00 00 00
1d 00 3a 00
00 00 00 00

という感じでよいっぽい。投入場所は、HKEY_LOCAL_MACHINESYSTEMCurrentControlSetControlKeyboard Layoutでよさげ。

プリインストールソフトうざいので頑張って消した

なんかお決まりなんでしょうが、F-LINKだとか、MyCloudみたいなWindowsこれしか持ってねーし、iPhoneとNexus7しか持ってない自分的には無駄以外のなにものでもないし、みたいな感じで消しまくりました。DVDとかBD作るアプリとかも入ってるんだけど、ドライブ繋がないしとかも。必須っぽいのとそうじゃないのを見分けるのがめんどくさくて、是非、ドライバとかその設定ユーティリティ以外消すみたいなオプション欲しい。

正直、リカバリ領域も結構サイズが取られていて、デフォルト45GBくらいしか総容量がなくて、且つ、プリインストールされているアプリも入れると、空き容量が20GBとかなんですよね、さすがにもうちょっと空けておいて欲しい。私としては割とローカルにファイル置きまくったりしないので、空き容量気にしないけど、音楽とか聞きたい人はこれはさすがにキツイんではという気がする。128GBモデル買えよってことかもしれないけど。

Wi-Fi速い

別にどうってことないんですが、11n(5GHz)でつないで、MIMOがたぶん有効になっているんだとおもうんですが、自宅内でNAS的Linuxとベンチとってみると、軽く200Mbpsくらい出ててすごい。Boradcomのチップが載っているようだけどそれがいいんですかね。sambaの転送でも10-20MB/sくらいは出るのでかなり快適です。

メモリ足りない

何故かBayTrail世代のAtom搭載機は現時点では32bitなWindowsしか載ってないこともあって、珍しく4GB載っているコイツも実際には3GBしかOSには認識されません。GPUとかのメモリ割当が管理外領域になっているとかありそうなので、意味がないわけではないとおもうんですが、それでも使えるメモリはやっぱり2GB強というところで、チャットワークとGmail開きっぱなし、Chromeでタブを20個とか開いていると、スワップ無効状態ではよくメモリ足りないよ、アプリ止めてよっていう警告ダイアログが出ます。さすがに3GBくらいではブラウザでタブ開きまくると厳しい感じなのかなぁ、と。64bitにして、8GB欲しい。。。とかいうなら、Core i3とかにしろよってことですね、そうですよね。なのでまあ、不満というところではないけど、そんな感じ。

WWANモデルまよったけど、MR02LNを直結もアリ

QH55/Mは法人向けモデルのQ584/Hってのもあって、こっちだとdocomo Xiがつながるっぽいので迷ったんですが、こっちにするとサポート充実とかあまり必要無いとこもついてきちゃってどうしても高くつくんですよね。Officeなしにするのもアレだし。大体15万円。

というわけで、MR02LNを常時稼働というかポケットに入れて持ち歩く運用にしてみようと思っています。ちなみに、キーボードをつながなければUSBで直結すれば普通のネットワークインターフェースとして認識しました。(netusbさすが。)

ちなみに、IPv4/v6両方ともちゃんと取れて、かなり良い感じです。WiFi経由でも同様に特に問題なく。とりあえず、移動中や電車で使う機会の場合はWi-Fiでつないで使ってますが、特に問題も起こっていません。MR02LNを常時電源ONするとさすがにもたないので、休止状態から復帰させたいんですけど、アプリがiOSかAndroidしかない?ですよね。Windows版あると嬉しい、くらいでまあとりあえずは手動で電源ON/OFFしてます。

従量制課金接続

このImpressの記事 で知ったのだけど、IIJ SIMを挿しているMR02LNの有線、無線LANの接続を従量制課金接続としてオンにしておくとよいみたい。これで、帯域を食いまくるWindows Updateなどがこの接続では行われなくなるっぽい。これはIIJ SIMのような接続には割と必須かなぁと。

まとめ

とりあえず、2-3日使ってみた感じのまとめ。1日まるまるこのタブレットにUSBキーボードつないで作業するというのにはさすがに耐えれないかなぁと。ただ、荷物を増やしたくないとか、突発の障害対応用に持ち歩いてそのまま2-3時間使うとかには充分な感じ。あと、カフェ的なところで作業したり、遊んだりするのにも最適。できれば、キーボード入力が妙にもたつく問題だけなんとかしたいところ。

なんだかんだですごい長文をつらつらと書いたけど、まあ突発的な障害対応とか、荷物軽くしてあんまり使わなそうなタイミングに持ち歩くにはいい感じだとおもってます。なんとか活用していきたいところです。