MR02LNでNTT-SPOTを使う

フレッツスポットの普段の使い方

普段、午前中はスタバに居ることも多いのですが、その際インターネット接続はフレッツスポットを利用しています。

SSIDで言うと、FLETS-SPOTのほうで、端末認証という方式で、L2的にはWiFi(WEP/64bit/MACアドレス限定)を使いますが、その上にPPPoEを流してIPをもらうという割と変態的なやつです。そういう方式なので、スマホとかで気軽につなげるわけではないですが、OSXとかWindowsであればPPPoEを直接喋ってくれるので設定を一度してしまえばそれほど苦でも無いかなと思っていました。逆に、これを使うと、任意のISPを使うことができるのがメリットで、私の場合はIIJmioが使えたのでちゃんとこのご時世でもグローバルなIPをもらえる等もあったりします。あと、これは体感や利用場所に依存するのでしょうが、FLETS-SPORTでIIJmioを使っていると圧倒的にレイテンシが優秀なのです。実際、8.8.8.8あたりにpingを打つと、30-40msくらいで返ってきます。Wi2 300やNTT-SPOTの場合、どうあがいても150-300msくらいになってしまってSSH使うと結構如実に体感が変わってくるんですよね。

またそれに加えて、若干イレギュラーな使い方ですが、MacはFLETS-SPOT、iPhoneはNTT-SPOTという形で別々に接続すると、本来NTT-SPOTだけでは同時に1台しか接続させてくれませんが、SSIDも認証方式も違うからか、この組み合わせなら同時に接続できるので、自宅の動画をiPhoneでストリーミングしながら作業するという用途ではこの使い方をしていました。

どうでもいいけど、iCloudのWiFi設定の同期がウザイ

という感じで、上記の設定で使うのはいいんですが、MavericksとiOS7の組み合わせだとキーチェーンの同期が設定できるんですよ。それはすごい便利で個人的にはアリだとおもっているのですが、これを設定すると、接続したSSIDとパスフレーズの組み合わせも同期対象になっちゃって、iOSとOSXさんが同じ設定を保持しちゃうんですよね、優先度っぽいのも含め。そうすると、ウザいことウザいこと、毎回勝手に以前MacかiPhoneで接続したSSIDにもう一方も接続してしまってことある毎に設定からSSIDを選びなおさないといけないという。同期対象を細かく選べるようになってくれないかなぁ...

FLETS-SPOTは3月に終了するらしい

という感じで特に不便なくつかっていたのですが、残念ながら端末認証方式は一般的には面倒でしかなかったのか、PPPoEをつかった認証方式は、2014年3月をもって終了してしまうようです。 「フレッツ・スポット」の端末認証方式の終了について http://www.ntt-east.co.jp/info/detail/131227_01.html

MacとiPhoneを同時につなぐためにMR02LNを間に挟む

というわけで、レイテンシの低下などは我慢するとしても、FLETS-SPOTが使えなくなるとNTT-SPOTにつないでWeb認証するしかないのですが、そうすると、MacとiPhoneの両方を接続できなくなってしまいます。そうすると、困ったのは、iPhoneで自宅から動画ストリーミングをしたいとなると、さすがにLTEなりでそのまま再生してしまうと、さっくりと7GB制限を超えてしまうのです。さすがにどうにかMacとiPhoneの両方を公衆無線LANにつなぎたいところです。

接続の案としてはいくつかあります。

  1. IIJ SIMというか、BIC SIMを契約しているので、Wi2も使えるし、Macはフレッツスポット、iPhoneはWi2という形で使い分ける。
  2. MR02LNには公衆無線LANへのブリッジというか、ルーターとなってくれる機能があるのでこれをつかって2台を接続する。

まあ、Wi2とフレッツスポットを同時につかうのが無難そうな気もしつつ、せっかくなのでMR02LNを設定して使ってみます。

というわけで、MR02LNでNTT-SPOTを使えるようにする

設定手順は割と簡単です。

MR02LN_setting_01_thumb.jpg

基本設定→接続先設定(公衆無線LAN)を選びます。接続先設定で、とりあえず一番上の編集をクリック。

MR02LN_setting_02_thumb.jpg

設定方法を選択で、「手動設定」を選択。接続先設定は上記の通り、接続先名/SSID/暗号化モード/暗号設定等を入力します。暗号キーに関してはNTTから提供されているものを入力してください。

んで、基本設定→基本設定から、公衆無線LAN機能を使用するにチェックいれつつ、「公衆無線LANサービス優先」を選択しておきます。(ここはまあ手動切替のほうが好きな人はもちろん変えなくてもOK)

これだけやっておけば、起動時にフレッツスポットがみつかれば自動的にWAN側はそちらを掴んでくれるようになります。

もちろん、WiFi的に接続されたあとには、Macなりで適当なサイトを開きつつ、Web認証をする必要があります。これがまたわかりにくいユーザ名とパスワードをNTTから適用されたものを入れないといけないので、ChromeなりSafariなりで覚えさせてしまっています。

2台目として、iPhoneをMR02LNに繋いだ際は当然ですが、認証は必要なくそのまま接続することができます。

これで、一応、MR02LNで MacとiPhoneを同時にフレッツスポットに接続させることができるようになりました。

現状の問題点というか、どうしてものかという点

接続はこれでできるようになったのですが、どうしてもいくつか問題がのこったままでどうしたものかと思っています。

  1. IIJ SIMを使っているとき用にDNSサーバを固定していたがそうすることができなくなった

これは、MR02LNが残念なだけっちゃだけなのですが、MR02LNは 以前このブログで書いた とおり、DNSクエリをforwardというか、Recursiveに検索してくれるのですが、それがAAAAレコードに対応しておらず握り潰します。そのため、DNSサーバは別途8.8.8.8なりIIJのDNSサーバなりを指定する必要があって、Macではそれを固定していました。(USBで接続するのでインターフェースに固定の設定をしちゃってた)

ただ、当然なのですが、こうなってくると、NTT-SPOTははじめにWeb認証しないかぎりそもそもDNSのパケットすらも通してくれません。なので、DNSとかを乗っ取って認証画面を出すNTT-SPOTはそのままではそもそも認証画面が開けずに接続すらできません。かといって、DNSサーバを手動に指定しようにも10.x.x.xみたいなプライベートアドレスが振られるので、NTT-SPOT以外を利用する場合にこれではつながらなくなってしまいます。

という、大変残念な各種サービスと機器の仕様のせいで、IPv6を使いたい場合は、IIJ SIMの場合のみになるので、そのときだけDNSを手動で切り替えるというクソみたい作業が必要です。

最低限というところでは、自宅の各サーバなりに繋ぐ場合は確実にv6をつかいたいので、Macのリゾルバの設定をいじって、特定ドメインの場合のみDNSサーバを切り替えるという設定を入れています。ただ、これだとv6にほんとは対応しているのにというサービスはつかえないんで全然対策になっていないんですよね。参考: Mac で特定のドメインだけ別の DNS サーバを参照する設定 http://weboo-returns.com/blog/mac-dns-setting/

  1. MR02LNとiPhoneをWiFiでしかつなげないからかスループットがでない

これは利用環境の問題もあるのかとおもいますが、USBで直結しているMacで自宅のサーバから動画をストリーミングで見る分には全く問題がおこらないのですが、iPhoneでWiFi-MR02LN経由で再生すると、2Mbpsくらいの動画が止まりまくって実用的ではありません...

実はこういう状況なので、今回の設定ほぼ無意味になりました。かといて、Wi2もためしたのですが、流れるときは全然いけるのですが、割と頻繁に接続が途切れ、WiFiをつなぎ直すと一応また再生できるというのを繰り返して、これはこれでWi2も使い物になりません。

NTT-SPOTに直結していたときはおそらく5GHzのほうにつながっていたようで、電波干渉によるスループットの低下の影響がすくなかったのでしょうか。こうなると、モバイルルータで5GHzしている、且つ、公衆無線LANに接続できるようなやつをさがすしかないんでしょうか...

まとめ

というわけで、設定はできたものの、上記のように環境要因を主にして実用に耐えない状態になっています。とりあえず、動画再生をMacでしてしまえば問題ないので、その状態でしのいでいますが、なんとかしたいところ。ていうか、2.4GHzがこういうところだとほぼつかいもんにならんの、ほんとどうにかなりませんかね。。。